2008年9月11日 (木)

不正アクセス記録解析

ヤフーのログイン履歴に残された乗っ取り犯の足跡を追ってみました。


↓最初の不正ログインと思われるものは、出品前日の夜で、一発で成功ログインでした。

1、08月27日(水曜日)23時45分48秒 オークション ログイン 成功 123.149.20.65 中国
  HOST : (Can't resolved.)

↓次に、出品開始直前に3件の不正ログインがありましたが意外なことにそれは日本から。

2、08月28日(木曜日)19時39分04秒 Yahoo!JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net
3、08月28日(木曜日)19時39分09秒 Yahoo!JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net
4、08月28日(木曜日)19時39分27秒 Yahoo!JAPAN ログイン 成功 221.170.4.213 日本
  HOST : FLH1Aar213.hyg.mesh.ad.jp(ビッグローブ・兵庫)

↓いよいよ出品のためのログインが次のものだと思われます(なぜか前のIPと違っていて今度は
 中国から)。
 出品は19時41分に始まり、1分あたり3~5点のペースで自動出品、出品終了は20時14分で
 総出品数は114点でした。
 不正出品監視グループの方の違反商品申告第一便が入ったのが20時11分。その後続々と
 違反申告が入っていたのですが、Yahooはほったらかしで、結局乗っ取り犯の出品が最後まで
 成立してしまいました。

5、08月28日(木曜日)19時40分03秒 オークション ログイン 成功 59.38.13.24 中国
  HOST : 24.13.38.59.broad.zh.gd.dynamic.163data.com.cn

↓出品の最中、同じIPからヤフーのサイト内の別のページに2回アクセスが続きます。
 パスワードが変更されたりしていないか、確認していたのでしょうか?

6、08月28日(木曜日)19時52分42秒 ポイント パスワード再確認 成功 59.38.13.24 中国
  HOST : 24.13.38.59.broad.zh.gd.dynamic.163data.com.cn
7、08月28日(木曜日)19時54分37秒 トップページ パスワード再確認 成功 59.38.13.24 中国
  HOST : 24.13.38.59.broad.zh.gd.dynamic.163data.com.cn

↓出品終了10分後、一度試しに(?)ログインしたようです。

8、08月28日(木曜日)20時21分11秒 オークション ログイン 成功 59.38.13.24 中国
  HOST : 24.13.38.59.broad.zh.gd.dynamic.163data.com.cn

↓前回の大量出品終了からおよそ3時間後、どういうことか、違うIPからのログインで、再び不正出品開始。
 今度の出品は23時25分に始まり、前回と同じようなペースで23時47分まで続きます。総出品数105点。
 3時間前の大量出品で多数の違反申告がなされていたにもかかわらず、ID使用停止にならなかったため
 2回目の出品をやられてしまったということになります。何やってんだよ! Yahoo!のアホ・・・ですね。
 結局、Yahoo!がオークション取り消しの措置を取ったのは出品が終わり、日が変わった00時12分でした。

9、08月28日(木曜日)23時20分07秒 オークション ログイン 成功 222.161.2.27 中国
  HOST : (Can't resolved.)

↓この第二回目の大量出品直前に、第一回出品の直前の不正アクセス(2・3)と同じIPからログインが3回。

10、08月28日(木曜日)23時20分54秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net
11、08月28日(木曜日)23時21分06秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net
12、08月28日(木曜日)23時23分31秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net

↓同じく出品直前に(4)と近いIP(HOSTはビッグローブ・兵庫)からのログインが1回。

13、08月28日(木曜日)23時23分35秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 221.171.137.234 日本
HOST : FLH1Aau234.hyg.mesh.ad.jp(ビッグローブ・兵庫)

↓オークション取り消し直後、(2・3・10・11・12)と同じIPから。

14、08月29日(金曜日)00時12分48秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net

↓次の不正ログインは初めて出るIPだがHOSTはビッグローブ・兵庫だから同じか。

15、08月29日(金曜日)00時13分01秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 60.237.153.49 日本
HOST : FLH1Ace049.hyg.mesh.ad.jp(ビッグローブ・兵庫)

↓そして翌日の昼、IDがまだ使えるかどうか確認するためか?(2・3・10・11・12・14)と同じIPから。

16、08月29日(金曜日)13時27分37秒 Yahoo! JAPAN ログイン 成功 121.80.4.165 日本
  HOST : smart.e-conveni.net


この中に出てくるHOST名「smart.e-conveni.net」とは、ヤフーオークションなどへの一括出品ツール
を提供している、「eコンビニ」というドメインですが、うーん、どういうことなんでしょうか?

少なくとも、大量出品自体は中国からなされていますが、それを補助(?)するアクセスが日本国内からなされているらしいということはわかりました。
また、ログインの失敗無しに一発で不正ログインしていることから、いくつかのパスワードでログイン試行して、本当のパスワードを探り当てたということでないのは確実です(ちなみに自分のパスワードはIDとは違う文字列でした)。つまり、あらかじめIDとパスワードを手に入れていたということです。朝日新聞夕刊にYahoo!の見解として書かれていた”中国からIDやパスワードを当てずっぽうに打ち込まれ、解読されたとみられる手口が目立つ”というのは、全くのでたらめだということがわかりました。(被害者ネットワークで報告されている他の事例でも全てが一発で成功ログインされています)

それにしても、こういうことを調べるのが専門のYahoo!Japanのスタッフとか、警察のサイバー犯罪担当とかならば、他の多くの被害事例をつき合わせて、真相にたどりつけそうなものです。

要は、ヤル気ないんでしょうかね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年9月 7日 (日)

やられた(怒)・・・補記

前記事の「4」についてもう少し。あちらの主張、

>>また、恐れ入りますが、弊社はYahoo! JAPAN IDやパスワードの不正使用などから生じた損害については補償いたしかねます。

に対して

・IDの不正使用による出品なので「システム利用料」の発生自体が無効。
・よって利用明細から不正使用により発生したシステム利用料を削除する。
・システム利用料が取り消されれば「損害」自体が存在しなくなるので「補償」の必要はない。

こういう流れですね。

ただ、この場合、YahooJapanが「どれが不正なID使用か区別がつかない。そうであるならばID保持者が不正使用の証明をしてくれ」と言って来るかもしれません。しかし、残念なことに(笑)、例えば自分の場合は一番最初にあちらの方からメールにて「不正な出品の疑いのあるオークションIDのリスト」を提出してくれているわけで、「そちら様が発見して下さった不正出品のリスト全部がそうですのでよろしく」ということになります。

大体において「システム利用料」は物品の「生産コスト」や「人件費」のような実態のある金額ではありません。不正なシステム利用料が消滅してもどこにも損害は出ないはずです。ただ単にYahooJapanへ入る「不正な収入」が無くなるということだけ。それが出来ないということは・・・まあそういう企業であるということになりますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やられた(怒)・・・小学生でも考えつく対応策

1.会員のどのIDが盗まれているかもわからないのであるから、会員全員にID乗っ取り被害の実態(不正大量出品とその結果生じる出品料課金の存在)を告知し「パスワードの変更」を奨めるメールを送る。


2.不正IDによる大量出品を防ぐために、単位時間あたり(たとえば1時間あたり)の出品数に制限を設ける。

3.不正出品を取り締まる専従の監視スタッフを置く。

4.不正ID使用による不正出品は「不正」であるゆえ、システム利用料の発生は無効とする。

特に「4」。この措置をするだけで一件落着です(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やられた(怒)・・・YahooJapanにメールを送りました

前記事で紹介したメールに対して、以下のような返事を書きました(一部省略してあります)。

***************************************

Yahoo!オークションカスタマーサービス 様

ようやく読売新聞・朝日新聞などでも事件を取り上げるようになりました。
私たち被害者がマスコミや各方面に被害の実態を訴え続けた成果だと思っています。
まだまだ記事と実態がかけはなれている部分がありますので、これからもマスコミ等へのアピールは続けて行きたいと思っています。

さて、ご連絡いただいた件についてお答えします。


>>■Yahoo! JAPAN IDの停止措置について

まったく困りませんので、永久に解除しないようお願いします。

>>■Yahoo!プレミアム会員の解除について

すでに解除済みです。

>>■今後のYahoo!オークションのご利用について

>>今後もYahoo!オークションの利用をご希望の場合は、新たにYahoo! JAPAN IDを
>>取得していただく必要がございます。

2度とオークションを利用することはありません。
Yahoo! JAPAN IDを取得することは、これからの人生1億円積まれてもありません。

>>■システム利用料の請求について

>>Yahoo! JAPAN IDならびにパスワードの管理につきましては、お客様の
>>責任において行っていただいております。

>>そのため、オークションで発生したシステム利用料は、Yahoo!ウォレットに
>>ご登録のお支払い先へ請求させていただきます。

不正使用によって発生したシステム利用料ですので支払いには応じられません。
ただ今、当方ではクレジット会社・消費者センターと相談中です。

>>また、恐れ入りますが、弊社はYahoo! JAPAN IDやパスワードの不正使用
>>などから生じた損害については補償いたしかねます。何卒ご了承ください
>>ますようお願い申し上げます。

IDの不正使用による出品ですので「システム利用料」の発生自体が無効です。
早急に利用明細からシステム利用料の削除を願います。

なお、上記「IDの不正使用」については、そちらから8/31日付で送られた来たメールに記載されていた、貴社が調査したリスト「不正出品の疑いのあるオークションID合計219点」で間違いありませんので、その全件についてのシステム利用料の取り消しを願います。

システム利用料が取り消されれば「損害」自体が存在しなくなるので「補償」はしていただく必要はありません。

ここで、一つお伺いしたいのですが、貴社の見解として

1.不正ID使用の不正出品と明らかになっていても出品システム利用料は正当に発生する。

2.不正ID使用の不正出品と明らかになっている出品システム利用料は無効である。

どちらなのでしょうか?

「1.」だとすれば、貴社の経営方針が「不正を認める」ということになります。企業倫理としてそれが許されるものかどうか、ご検討を願います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 6日 (土)

やられた(怒)・・・Yahooからメールが返ってきました

こちらからのメールでは以下のような質問をしていたのですが、返ってきたのは予想していた通りの定型文でした。

1.YahooJapanはこのような不正ID使用によるトラブルを
どのように把握していたか?

2.YahooJapanが把握している不正ID使用は今年に入って
何件あるか?

3.YahooJapanは自社からの情報流出に関して調査を行ったか?

4.YahooJapanはこのような不正ID使用の多発に対してど
のような対策を講じていたか?


まあ、答えられないでしょうね(笑)

どうせ、YahooJapanのカスタマーサポートへメールを送っても、それを読み処理するのは下っ端の担当者のわけで(もしかしたらバイト君かも)、実のある回答は得られるはずはありません。YahooJapanを動かすには、今回「週刊現代」で記事になりましたが、やはり「朝日新聞」であるとか「ニュースステーション」であるとかそういったメジャーなメディアが問題として取り上げてくれないとだめでしょう。前の記事に紹介した2chのスレッドで見られるように、YahooJapanが何の対策をとらないまま、今も刻一刻と被害は広がっています。この犯罪の被害を回復するための活動組織「ID乗っ取り被害回復ネットワーク」では、警察・行政・マスコミ・・・等々各方面への情報提供を行って、被害の実態を訴えています。自分も、新聞の投稿フォームなどに被害の実情を訴える文章を送ってみようかと思っています。


++++++++++++++++++++++++++

Yahoo!オークションカスタマーサービス都です。
再度ご連絡いただき、誠に恐れ入ります。

また、このたびは回答にお時間をいただきまして、申し訳ございません。

ご連絡いただいております「Yahoo! JAPAN IDの不正利用」の件について、
ご案内いたします。

はじめに複数のお問い合わせいただいた件について回答させていただきます。

弊社といたしましては、弊社運営のオークションシステムを悪用する行為に
関しては、一切容認しておりません。

しかしながら、弊社内における問題のため、どのような対応を行うか、および
不正利用に関する情報など開示することはいたしかねます。何卒ご容赦ください

なお、警察などの公的機関からの法律に基づく正式な照会等が
あった場合には、必要に応じて、照会元に対し、開示を行っておりますので、
あわせてご了承ください。

次に、このたびの件につきまして、以下をご確認のうえ、必要な作業を行って
いただけますようお願いいたします。

■Yahoo! JAPAN IDの停止措置について

お客様のYahoo! JAPAN IDにつきましては、引き続きYahoo!オークションの
利用停止措置を取らせていただいております。また、こちらの措置は今後
解除されることはございません。何卒ご了承ください。

今回の措置は、IDの不正利用による被害からお客様をお守りすること、ならびに

ほかのお客様への被害を未然に防ぐことを目的としたものとなります。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

■Yahoo!プレミアム会員の解除について

ご利用のYahoo! JAPAN IDでは今後、Yahoo!オークションにご参加いただく
ことはできません。何卒、ご了承ください。

なお、Yahoo!プレミアム会員登録を解除していただきますと、解除した月の翌月
からのプレミアム会員費は課金されません。

Yahoo!オークション以外のサービスでプレミアム会員の特典を受けていない
場合は、以下のヘルプページをご参照のうえ、解除をご検討いただけますと
幸いです。

◇プレミアムの登録を解除するとどうなりますか?
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/premium/premium-23.html

Yahoo!プレミアム解除の手順は、以下のページでもご案内しておりますので、
よろしければご参照ください。

◇Yahoo!オークションの利用停止 - Yahoo!プレミアムの解除方法
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/reg/reg-21.html

また、上記のページからYahoo!プレミアム会員の解除ができない場合は、
以下のページからもお手続きいただけますので、お試しください。

◇Yahoo!プレミアムのページから登録を解除する
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/premium/premium-08.html

■今後のYahoo!オークションのご利用について

今後もYahoo!オークションの利用をご希望の場合は、新たにYahoo! JAPAN IDを
取得していただく必要がございます。

お手数ですが、以下のページから新しいYahoo! JAPAN IDを取得していただき、
ご利用の再開をお願いいたします。

◇Yahoo! JAPAN ID登録
http://edit.my.yahoo.co.jp/config/eval_register?lg=jp&new=1&partner=

なお、新規に取得したYahoo! JAPAN IDでオークションのご利用を再開される
場合は、以下の操作を行う必要がございます。

・プレミアム会員登録をされているYahoo! JAPAN IDのプレミアム会員登録解除
・新規に取得したYahoo! JAPAN IDのプレミアム会員登録

※プレミアム会員費のご請求を止めるためには「オークションの利用停止」を
 必ず行う必要があります。「ログアウト」しただけでは利用停止されません
 のでご注意ください。

また、Yahoo!オークションのデータは、すべてYahoo! JAPAN IDごとに管理
されております。そのため、新規に取得したYahoo! JAPAN IDに評価等の
データを移行することはできません。何卒ご了承ください。

■システム利用料の請求について

Yahoo! JAPAN IDならびにパスワードの管理につきましては、お客様の
責任において行っていただいております。

そのため、オークションで発生したシステム利用料は、Yahoo!ウォレットに
ご登録のお支払い先へ請求させていただきます。

また、恐れ入りますが、弊社はYahoo! JAPAN IDやパスワードの不正使用
などから生じた損害については補償いたしかねます。何卒ご了承ください
ますようお願い申し上げます。

◇Yahoo! JAPAN 利用規約(4.IDならびにパスワードの管理にはご注意ください)
http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/

今後とも第三者に利用されることがないよう、以下のページをご確認のうえ、
十分にご注意くださいますようお願い申し上げます。

◇Yahoo!オークション安全対策研究所「不正ID利用詐欺」
http://special.auctions.yahoo.co.jp/html/anzen/index.html

◇Yahoo! JAPAN IDの不正利用によるトラブル事例について(2008年1月25日)
http://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/notice/20080125.html

また、下記の「セキュリティセンター」では、パスワードの選び方や
インターネットをご利用いただく際の注意点などを記載しておりますので、
こちらもご参照ください。

◇Yahoo!セキュリティセンター
http://security.yahoo.co.jp/

最後になりますが、このたびのYahoo! JAPAN IDに対する措置につきまして、
あらためてお客様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

*****************************************
Yahoo!オークションカスタマーサービス[839]
Yahoo!オークションヘルプページ
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/
*****************************************

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月 5日 (金)

やられた(怒)・・・続き

自分が巻き込まれたヤフーIDのっとられ事件ですが、ますます被害は拡大しています。

こちらを見てみて下さい↓。

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1219566357/

こうやって、今、この瞬間にものっとりIDを使った大量不正出品が次々と行われており、YahooJapanは何も手を打つことなくそれを見過ごしているのです。しかも、昨日発売された「週刊現代」の記事で紹介されていた事例では不正出品された数は数十点でしたが、自分の場合が220点、昨日あたりでは「505点」出品などというむちゃくちゃな量に増えつつあります。

不思議な事に、監視ボランティアの人たちが不正出品を即座に通報・出品停止にしてくれているために、ほとんどの場合オークションは成立せず、出品者はほとんど利益を得ていません。つまり、この犯罪において、利益を得ているのは、大量不正出品から派生する出品料を受け取れる「YahooJapan」だけなのです。

どういうことなのでしょう?

とにかく、YahooIDを持っている人は、パスワードを変えましょう。
もう誰かの手にパスワードが渡っており、不正出品を待つばかりとなっているかもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月 3日 (水)

やられた(怒)・・・そして皆さんご注意を!

先週の金曜日の夜、仕事を終えて自宅へ帰り、パソコンを立ち上げてメールチェックをしたところ、なんと未読メールが600件以上あります。な、なんだこりゃ??と見ると

「Yahoo!オークション - オークション取り消しのお知らせ」

というメールタイトルが延々と表示されているではありませんか?

えええええ?・・・とスクロールしてページをさかのぼって行くと、今度はそれが

「Yahoo!オークション - 違反商品として申告がありました」

というメールタイトルに変わり、それが再び延々と続き、そして

「Yahoo!オークション - 出品」

というタイトルがずらずらずらと現れました。全然身に覚えがありません。こ、これは・・・慌ててYahooオークションにログインして確かめてみると、自分の IDで膨大な量(後で明らかになった総数220点!!)の偽ブランド時計が出品されていました。

そう、パスワードを盗まれ、自分のIDで不正出品された・・・のです。

幸いなことに出品後間もなく不正出品の申告がなされ(後でわかったのですが、このような不正出品を監視しているボランティア?の方達がいて即座に違反商品の申告をしてくれたようです)大きな被害にはなっていなかったのですが、それでも頭の中はもうパニックになってしまいました。

とにかくまずはパスワードを変更し、YahooJapanのカスタマーサポートにメール送信。そして自宅のパソコンのウィルススキャン・・・とやれることをやります。

落ち着いたところで、Yahooオークションの「マイ・オークションページ」の各項目をチェックし、書き換えられたところなどないか確認。すると「オークションシステム利用料」が「36,506円」となっています。オークション出品1点あたり10.5円の出品システム利用料+「注目のオークション」とかいう利用料が57.75円あり、それが220点積み重なってそれだけの金額になってしまっていたのです。

うーん・・・どこでパスワードを抜かれたのか、全く心当たりはなかったのですが、パスワードをちょくちょく変えなかったのは自分の責任、これは払わざるを得ないのかなあ・・・と落ち込みます。

とりあえず、自分のIDのオークションは停止になっているので第三者への被害の拡大はないはずで、打つ手は打ち、あとはYahooからの返事をまつことにしました。

そして2日後、Yahooからメールが届きましたが、それはとりあえず不正オークションID220件の確認と、下記のように「責任はあんたの方にあるんだからね」という定型文でした。

************************************

なお、利用規約にございますとおり、Yahoo! JAPAN IDやパスワードの管理は、
お客様の責任において行っていただいております。

そのため、ご利用のYahoo! JAPAN IDによってなされた行為は、お客様の責任と
みなします。あわせてご了承くださいますようお願い申し上げます。

◇Yahoo! JAPAN利用規約(4.IDならびにパスワードの管理にはご注意ください)
http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/

*****************************************

打ちひしがれて、メールを返信したわけですが、それにしてもいったいどこからパスワードを盗まれたのでしょうか? 疑問に思って、ネット上で調べてみると・・・

なんなんでしょう!!(怒) 自分がやられたようなID・パスワードを盗まれてのオークション不正出品の被害がもうかなり前(この4月くらい)から多発しており、その被害者は1500人を超えるということがネット上の色々なところに書かれていたのです。そしてYahooJapanはそういう被害が多発しているということを知りながら、会員に注意のメール一つ送ることなく、しかも身に覚えのない被害者から「出品料」を取り続けていたというのです。

自分がこの犯罪に巻き込まれたことが明らかになって以来、これは何か自身の個人的なミス(フィッシングにひっかかったとか)でこういうことになってしまったのか・・・と思っていたのですが、そういうことならば全然話が違います。
YahooJapanはやろうと思えば自分も含めた1000人を超える会員がこのようなトラブルに巻き込まれることを防ぐことが出来たはずです。先に書いたように、会員に注意を促すメールを送るのもいいでしょう。また、例えば自分の場合、8月28日の19:40〜の30分間ほどの間に220件もの大量出品がなされていました。他の不正出品もこのように短時間に大量の出品がなされていたと思われるわけで、もしYahooJapanが不正ID使用に対して問題意識を少しでも持っていたならば、例えば「1時間に出品可能な数」に制限を加えるとか、また大量出品があった際には正式出品受付にストップがかかるなどの処置はとれたはずです。
先に書いたように、自分のIDで不正出品がされた時に、それに対して即座に「違反商品の申告」をしてくれたのは、不正出品監視のボランティア(?)グループの人たちだったようです。本来ならばそれは主催者であるYahooJapanのスタッフが行うべき仕事のはずです。

まさかそんなことはあるまい・・・とは思いますが、ID不正使用による大量出品で、被害者一人当たり1万円を超える「出品料」が徴収出来ます。1500人ならば1500万円。それが惜しくて積極的な対処をとらずにいたのか・・・と思われてしまっても仕方ないでしょう。

また、2chの不正出品監視スレッドを見ると、自分のIDで大量出品された日のその時間帯は、自分のIDと同じ「k」から始まるIDによる不正出品が多く見られました。このことから「IDのリスト」の存在が推測されます。となると「フィッシング」のような個別のパスワード盗難ではなくて、Yahoo自体からの情報流出ということもあり得ると思います。

いずれにしろ、YahooJapanは全くあてになりません。YahooのIDを持っている人は、出来るだけパスワードを頻繁に変更し、ログイン履歴のチェックを怠らないようにした方がよいでしょう。

今回は、最初のうちこそID・パスワードを盗んだ犯人に対して怒っていましたが、今ではYahooJapanに対する怒りの方がその何倍にも大きくなっています。問題を知りながらそれを放置し被害を拡大させる・・・まるで薬害エイズのような構図です。

というわけで、あらためてYahooJapanに怒りのメールを送りました。まだYahooJapanからの返事はありませんが、企業としてのYahooJapanがどのような対応をするか、注目したいと思っています。

【追記】

この件に関する記事が本日発売の「週刊現代」9/13号に掲載されていました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月29日 (金)

五輪の諸~3

【男子バレーボール】
今さらの話で恐縮なのですが、北京オリンピック本選ではなく、東京で行われた最終予選の対イタリア戦についてちょっと。
自分は、ミュンヘンオリンピックの頃の男子バレーボール(森田・横田・大古・猫田・南・深尾・嶋岡・・・・古いね~っ!!)は結構熱心に応援していましたが、最近はあの喧しいテレビの取り上げ方や何故に毎回毎回各種大会が日本開催なの??という疑問・・・等々の理由で関心も薄れ、ほとんど試合を観なくなっていました。このイタリア戦はたまたまテレビをつけたらやっていてついつい(?)観てしまったのですが、それはその時にちょうど、そう、あの第4セット、24-17の7点差をつけて「マッチポイント」を握った瞬間が訪れたのでさすがに眼が離せなくなってしまったからなのでした。ご承知の通り、日本チームはその後7連続ポイントを失って追いつかれ、ジュースを繰り返すものの33-35でセットを失い、最終セットは逆転のショックから立ち直ることなく大差で負けてしまったわけですが、実はこの、マッチポイントを握った直後の数本のラリー内容を見て自分はかなり「ヤバイ」という感じを抱いていました(さすがに7点差をひっくり返されることはないだろうとは思っていましたがね)。何が「ヤバイ」と感じたのか?7点差をつけてマッチポイントを握ったあの時、

「よし、この歴史的な勝利の最後の一本、俺が決めてやる」

そういう攻撃的な意思をあからさまに発している選手が誰一人いないように見えたのです。大量リードをしており、勝利が目前で、歴史的なウイニングアタックを決める「美味しい役」が目の前にぶら下がっているはず・・・・なのに、皆が妙に追い詰められ、腰が引けてしまっている・・・。あの時の日本チームを支配していたのは、自分が「得」点するのではなく、相手の「失」点を待つ・・・「1本相手がミスしてくれれば勝ちだ」という気持ちのように見えました。(現実には24-24になった次の瞬間にイタリアのサービスミスが出たのですが、何かそこにスポーツの神様の意思のようなものまで感じてしまいましたよ)。

もちろん、それは自分に「そんな風に見えた」だけであって、実際にコートの中に立っていた選手たちの心中がどうであったかはわかりません。そんな後ろ向きのメンタリティを勝手に選手の中に視てしまったのは、告白してしまえば、かつての自分の競技経験が反映していたのでしょう。実は自分は中~大学までの10年間「卓球」に打ち込んでいた体育会野郎だったのですが、試合において「勝ちを決める1本」を「大事にいく」べきか「思い切っていく」べきかは永遠の課題だったのでした(大げさですね・・・笑)。例えばこのバレーボールのように7点差でマッチポイントを握ったとしましょう。まずは大量得点差があるので思い切って決めにいき、ミスをする。まあいい、まだ6点差だ。もう一本思い切っていくぞ。あ、ミスしてしまった。これはヤバイ・・・と思って大事にいくと今度は相手に決められる。やはり弱気にならないで自分から攻めていかないといけないなと思い直して思い切り打ったボールがカウンターで返ってくる。こんなはずではないと動揺して簡単なボールをレシーブミス。こうなると7点あった差があっという間に2点差です。まあ大体においてここら辺で今度は相手の方に「もしかして逆転できるかも」という色気が生まれ、ポッと何かしらのミスが出て、どうにか冷や汗の勝利となるのですが、要はそうやって試合の最後を決めるポイントでは往々にして平常心を失い、揺れるプレイをしてしまいがちなものなのでした。
しかしそれは自分のような二流半のプレイヤーだからこその精神的そして技術的な「揺れ」であるわけで、オリンピックで頂点を目指すような競技者であるならばそれを超越した境地でのプレイを発揮せねばならぬはずです。しかし、あの時の日本チームは、このかめのが共感してしまうようなある意味「低レベル」なメンタリティの境地でプレイしてしまっているように見えたのでした。

それにしても、よく言われる日本サッカーの「得点力不足」も何か根っこの部分が同じような気がしてなりません。ゴール前でパスをもらったフォワードが自分でシュートを撃たないで球を回してしまう・・・見慣れた光景です。

「俺が決めるぞ」

という攻撃的なベクトルを持った意思を生得的なものとして持てない・・・というのが日本人の遺伝子なのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月27日 (水)

五輪の諸~2

【超人たち~1】
オリンピックは、各競技の頂点を極めたアスリートが集う場ですから、私どもの常識では計り知れないパフォーマンスを発揮するさまざまな「超人」たちを見ることができます。
今回の北京オリンピックの前半戦でもっとも話題になっていた「超人」は何と言っても水泳の8冠王者マイケル=フェルプス選手でしょうが、正直なことを言うと自分、水泳ってTVの画面でただ観ているだけではそんなに凄さは伝わってこないなーと思うのです。フェルプス選手も、沢山の種目に次から次へと出場してバンバン世界新記録を出して全部金メダルをかっさらう・・・という「結果」を見て「凄いなー」とは思いますが、泳ぎ自体の「凄さ」は一緒に泳いでいる他の選手との比較において「凄い」という判断が出来るのであって、本当にその「超人ぶり」を実感できたわけではありませんでした。
そんなかめの的No.1の「超人」は陸上5000m&10000mの覇者エチオピアのケネニサ・ベケレ選手であります。(といっても今回観戦できたのは5000mの決勝の方だけでしたが)。
この選手、去年の大阪世界陸上で初めて観て、その衝撃にぶっ飛んだのですが、10000mの最後のトラック一周400mを53秒そこそこで走るのですよ!! ちなみに女子400mの日本記録は今回の北京オリンピックにも出場していた丹野麻美さんの51秒75。9.6km走った後で短距離専門の丹野さんと競争していい勝負だなんて!! お前、人間か?
今回のオリンピックでも、5000m決勝を観ていて、もう最後の一周が来るのが待ち遠しくて待ち遠しくて(笑)。そして、ラスト一周の鐘の音に重なるようにギュンと加速するベケレ選手・・・「キターーーーーー」ですよ。

速く走ること・・・やはりこれが一番ストレートに「凄い」と感じてしまいますねー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月26日 (火)

五輪の諸~1

告白しますが、私、「スポーツ観戦オタク」です。てなわけで、今回の北京オリンピックもどっぷりとスポーツ観戦に浸っておりました。観ていれば素人なりにあれこれ感じるところもあります。毎日観戦記をアップしていればよかったのですが、もう観ているだけで精一杯でした。てなわけで、子どもの「夏休みの宿題」ではないですが、忘れないうちに覚書としてアップしておこうかと思います。

【開会式】
仕事を終えて途中から観たのですが、なんだかんだ言って、やはり入場行進は世界には沢山の国があり、沢山の人種があり・・・ということを実感する場ですね~。
それはさておき、翌日の朝早くからの競技のために開会式に出席しないで選手村にて休んでいた選手も多いかと思いますが、あのクライマックスでの盛大なる花火の大音響、とても眠れるものではなかったのでは・・・と心配になってしまいました。

【柔道女子48kg級・谷亮子】
準決勝でルーマニアのドゥミトル選手に負けた試合ですが、谷の競技者としての経験の深さが落とし穴になったということでしょうか。経験があるゆえに試合の流れの見通し(ポイントで引き分け延長ゴールデンスコアに持ち込めばよかろう)が自分の中に出来上がってしまっていたのが間違いだった・・・と言ってしまいますよ、あたしゃ。ある意味、もし経験のない若い選手であったなら「ポイント差の無い怖さ」からもっと積極的に技をかけようとしたのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
さて、昨日辺りのニュースでは、谷選手は現役を続行し、次のオリンピックも目指すということですが、それはまあいいことでしょう。頑張って欲しいです。ただ、これからは国内選考に関しては「金メダリストの谷」ではありません。選考試合で負けても「過去の実績」から選考されるようなことはなくなるでしょう(というか、そうでなくては困ります)。次の世代に乗り超えられる役割もしっかりと果たして欲しいと思うかめのでありました(うーん、ちょっと谷選手に対しては厳しいかな・・・笑)。

【○○ジャパン】
大会が進むにつれて、ふと思ったこと。
「監督名・ジャパン」
と呼ばれる団体競技は総じてダメだ(笑)
「反町ジャパン」「植田ジャパン」「柳本ジャパン」そして極めつけ・・・「星野ジャパン」
それにくらべてどうですか、
「女子ソフトボール」(宇津木ジャパンと呼ばれなくなったら金メダル!?)も「女子サッカー・なでしこジャパン」も「体操男女団体」も「卓球男女団体」もメダルに届いたのは女子ソフトだけでしたが、それぞれ格上のチームを倒し、あと一歩でメダルというところまで力を出し切っていたではないですか(女子ホッケーのさくらジャパンも頑張ってました)。

やはり「選手が主役」でないチームはダメということなのでしょう。

ということで、日本の皆さん、これから「岡田ジャパン」と呼ぶのはやめましょう(笑)。

【星野ジャパン】
その野球日本代表「星野ジャパン」ですが、まあありとあらゆるところで色々なことが書かれまた言われているので、かめのごときが何もいうことはないのですが、一つだけ。
優勝した女子ソフトボールの上野投手は、このオリンピックの決勝戦で強敵米国相手に使うための「シュートボール」を前のオリンピックから4年間の間に練習して自分のものとし、それを磨きあげ自信の決め球としながらもずーっと隠しておいて、決勝戦の6回(だったかな?)1アウト満塁というピンチにそのとっておきの秘密兵器で二つの内野フライを打たせてピンチをしのいだと聞きました。
「オリンピックで金メダルを取ろうとする」というのはそういうことなんですね。
4年に一度という限られたチャンスに、ギリギリまで追い込んだ自分を持っていき、その時のために磨き上げ鍛え上げた己を解放する・・・ソフトボールに限らず、各種目の決勝戦などを観ていると、そのような覚悟と厳しさがヒシヒシと伝わってきます。しかし、野球の日本代表チームからはそれは、感じられませんでした。何というかチームとして「薄っぺら」。
マジな話、アマチュア野球界に最高峰の勝負の場としてオリンピック代表を譲るということも考えていいのではないかなーと思ってしまいました。

続く(はず)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«箱船20XX~092